ドジャースは痛恨の敗戦。大谷翔平のワールドシリーズ初先発も報われず、シリーズは2勝2敗のタイに。ファンとして胸が詰まる夜でした。
2025年10月28日(現地時間)、ドジャースタジアムで行われたワールドシリーズ第4戦。
前日の延長18回の死闘を制した勢いのまま、今日も勝って王手をかけたい──そんな期待を胸に、僕はテレビの前に座った。
そして先発マウンドには、ついに大谷翔平。ワールドシリーズ初登板。しかも「1番・投手兼DH」という二刀流での出場。これだけで胸が熱くなる。
初回、大谷は最速158km/hのストレートでゲレロJr.から空振り三振を奪う。
2回も三者凡退。立ち上がりは完璧だった。
そして2回裏、ドジャースはキケ・ヘルナンデスの犠牲フライで先制。1-0。
「このまま翔平が抑えてくれれば…」そんな希望が膨らんだ。
しかし3回表、1死一塁の場面でゲレロJr.が再び打席に。
カウント2-1からのスライダーが甘く入り、逆転2ラン。
打った瞬間に分かる一撃だった。
大谷は悔しそうにうつむきながらも、次の打者を冷静に抑えた。
この一球が、今日の試合の流れを大きく変えた。
それでも大谷は粘った。
4回には三者連続三振。5回も無失点。6回はクリーンナップを完璧に抑えた。
「これぞ翔平!」と叫びたくなるような投球だった。
だが7回、先頭打者に連打を浴びて無死2・3塁のピンチ。
ここで降板。球数は92球。
マウンドを降りる大谷に、スタジアムからは大きな拍手が送られた。
後を継いだバンダとトライネンが踏ん張れず、ヒメネスらにタイムリーを浴びて一挙4失点。
この回だけで試合が決まってしまった。
ドジャース打線は沈黙。大谷も打撃では3打数無安打、1四球。
9回にトミー・エドマンのゴロで1点を返すも、反撃はそこまで。
試合終了。スコアは2-6。
シリーズは2勝2敗のタイに戻った。
昨日の劇的な勝利の余韻が、一気に冷めたような気がした。
それでも、大谷翔平の姿勢には心を打たれた。
前日の18回の激闘を経て、今日の先発。
疲労はあったはずなのに、あれだけの投球を見せてくれた。
ゲレロJr.に打たれた一発は悔しいけれど、それ以上に彼の気迫と責任感が伝わってきた。
そしてブルージェイズの粘りも見事だった。
前日の敗戦、スプリンガーの離脱という逆境の中で、ビーバーが好投し、打線が集中打を見せた。
この試合は、両チームの意地と誇りがぶつかり合った一戦だった。
ドジャースファンとしては、悔しい。
でも、まだ終わっていない。
シリーズは最低でも第6戦までは続く。
次は第5戦。ここで勝てば、再び流れを引き寄せられる。
翔平も、山本も、佐々木も、フリーマンも、ベッツも、カーショーもみんながこのシリーズに懸けている。
僕たちファンも、最後まで信じて応援するだけだ。
ありがとう翔平。
ありがとうドジャース。
次こそ、勝とう。
