食品の消費税ゼロは本当に得?値上げリスクと給付金のほうが安心な理由を徹底解説

 

◆食品の消費税がなくなるって本当に“得”なのか?

「食品の消費税がなくなるらしい」
そんなニュースを耳にした瞬間、多くの人が思うのはきっとこうだ。

「おおっ、これは助かる!やっと生活が楽になるぞ!」

僕も例外ではなく、最初は思わずガッツポーズを決めそうになった。
スーパーのレジで「え、こんなにいった?」と毎回ビビっていた身としては、食品の消費税がゼロになるなんて、まるで“神の恵み”のように聞こえる。

しかし、である。
人間というのは欲深い生き物で、最初の喜びが落ち着くと、だんだん冷静になってくる。
そして冷静になると、いろいろ考えてしまう。

「……でも、本当に生活が楽になるのか?」

ここからが今回の本題だ。

◆食品は“オープン価格”という落とし穴

僕が心配しているのは、まさにここ。
食品って、実はほとんどが“オープン価格”なんだよね。

つまり、メーカーが「この商品は絶対に○○円で売ってくださいね」と決めているわけではなく、
店側が自由に値段をつけられる仕組みになっている。

だから、消費税がなくなったとしても、
例えば今まで1000円だった商品が、
「原材料費が〜」「輸送コストが〜」「円安が〜」
などなど、いろんな理由をつけて1100円に値上がりしたら……

結局、何も変わらない。

むしろ、消費税がなくなった分、
「じゃあその分ちょっと値上げしてもバレへんやろ」
と、どこかの誰かが思ってしまう可能性だってある。

もちろん、すべての企業がそんなことを考えるわけじゃない。
でも、現実として“値上げの波”はすでに何度も押し寄せてきている。

  • バターが高い
  • 米が高い
  • 卵が高い
  • パンが高い
  • 牛乳が高い
  • 気づいたらお菓子の量が減ってる(実質値上げ)

こんな状況で「消費税ゼロにしました!」と言われても、
僕としてはちょっと素直に喜べない。

◆「値段が決まっていない」という不安

僕が一番気になっているのは、
“商品自体に決まった値段がない”
という事実だ。

たとえば、家電製品みたいに「メーカー希望小売価格」がしっかりあるものなら、
消費税がなくなれば確実に安くなる。

でも食品は違う。

  • 店によって値段が違う
  • 同じ店でも日によって値段が違う
  • 特売日になると突然安くなる
  • 逆に何の前触れもなく値上がりする

つまり、消費税がなくなったとしても、

「本当に安くなったのか?」
「値上げで相殺されてないか?」

という疑問が常につきまとう。

これでは、消費税ゼロの恩恵を実感しにくい。

◆給付金のほうが“確実に助かる”という現実

そこで僕が思うのは、やっぱりこれ。

「給付金のほうが確実に助かるんじゃない?」

だって、給付金は“現金”だ。
現金は裏切らない。
値上げもされないし、勝手に減ったりもしない。

たとえば、食品の消費税をゼロにして年間数万円の負担が減るとしても、
その分が値上げで消えてしまったら意味がない。

でも給付金なら、

  • 家賃に使ってもいい
  • 光熱費に使ってもいい
  • 食費に使ってもいい
  • 貯金してもいい
  • 推し活に使ってもいい(大事)

つまり、使い道が自由で、しかも確実に生活の助けになる。

もちろん、給付金にも賛否はある。
「財源はどうするんだ」
「一時的な効果しかない」
「配っても貯金されるだけだ」
などなど、いろんな意見がある。

でも、庶民の感覚としては、

「今しんどいから、今助けてほしい」
というのが正直なところだと思う。

◆消費税ゼロ vs 給付金 ― どっちが生活者にとって“実感しやすい支援”なのか?

ここで少し整理してみよう。

項目 食品の消費税ゼロ 給付金
即効性 あるようでない ある
実感しやすさ 値上げで消える可能性 直接もらえるので実感しやすい
使い道 食品限定(間接的) 自由
企業側の影響 値付け次第で変動 ほぼ関係なし
家計への安心感 不安定 安定

こうして見ると、
庶民の立場からすると給付金のほうが“確実に助かる”というのは、
あながち間違いではない。

◆結論:消費税ゼロは嬉しい。でも、それだけでは不安が残る。

食品の消費税がなくなるというのは、
確かに聞こえはいいし、最初はテンションが上がる。

でも、実際の生活を考えると、

  • 値上げの可能性
  • オープン価格の不透明さ
  • 実感しにくい恩恵

など、いろんな不安がつきまとう。

だから僕としては、

「消費税ゼロもいいけど、給付金のほうが確実に生活が楽になる」
という結論に落ち着いた。

もちろん、これはあくまで僕の考えだし、
人によって意見は違うと思う。

でも、こういう“生活者のリアルな感覚”って、
案外大事なんじゃないかなと思う。

◆最後にちょっと...

もし食品の消費税がゼロになって、
スーパーで「今日は安い!」と喜んでいたら、
その横で値札がそっと書き換えられていて、
結局いつもと同じ金額だった……なんてことになったら、
僕はきっとこう言うだろう。

「いや、これ消費税ゼロの意味どこいった?」

そしてレジを出た瞬間、
「やっぱ給付金がいいなぁ……」
とつぶやきながら、
今日も財布の中身とにらめっこするのである。