マニー・パッキャオが６階級制覇に挑む

いつもワクワク楽しみにパッキャオを試合を見てるけど、今度は６階級制覇に挑んでいる。
早くみたいなぁ・・・・・・・・・

５階級制覇の実績を持つフィリピンの英雄、マニー・パッキャオ（３１）が１１月１３日（日本時間１４日）、米国テキサス州アーリントンのカウボーイズ・スタジアムで、元世界ウェルター級王者アントニオ・マルガリート（３２＝メキシコ）と対戦することになった。空位のＷＢＣ世界スーパー・ウェルター級王座をかけて拳を交えるもので、パッキャオが勝てばオスカー・デラ・ホーヤ（米）と並ぶ史上２人目の６階級制覇となる。

　当初、パッキャオは同じ５階級制覇者のフロイド・メイウェザー（米）と対戦すべく交渉を続けてきたが決裂。代わりにマルガリート戦が決定したという経緯がある。メイウェザーと比較すると実績面では及ばないマルガリートだが、パッキャオにとって危険度は極めて高い相手といえる。

　このマルガリート、とにかくデカいのである。身長１８０センチ、リーチは１８５センチ。

　身長１６９センチ、リーチ１７０センチのパッキャオよりも顔半分、掌ひとつ分は大きい。１４年以上もウェルター級あるいはスーパー・ウェルター級で世界のトップ級と戦い、４５戦３８勝（２７ＫＯ）６敗の戦績を残している。「ティファナの竜巻」という異名のとおり、相手を乱戦に巻き込んで強引にパワーでねじ伏せる戦法を得意としている。

　「パッキャオ陣営は２回で倒すと言っているらしいが、それは絶対にあり得ない。なぜなら私が逆に彼を倒してしまうから」と、マルガリートは自信を口にする。
　そんな猛者と拳を交えるパッキャオ（５６戦５１勝３８ＫＯ３敗２分）だが、国会議員の立場がそうさせているのか、コメントは対照的に慎重かつ控えめだ。

　「マルガリートは大きいので私にとっては厳しい相手といえる。でも、みんなに試合を楽しんでもらえるようにベストを尽くす」

　パッキャオがフライ級（約５０.８キロ以下）で最初の世界王座を手にしたのが９８年のこと。今度のスーパー・ウェルター級（約６９.８キロ以下）まで１２年で約１９キロ増量という計算になる。王座を手にせずに通り過ぎたクラスを含めれば実に９階級のアップである。１０年で約１３キロ上げて順番に６階級を制覇したデラ・ホーヤと比較すると、パッキャオの怪物ぶりが分かるはずだ。

　５冠王にとってリスクの高いカードであるにも拘わらず、いまのところオッズは５対１でパッキャオ有利と出ている。スピードの差を生かして鋭く踏み込み、インサイドから強打を打ち込んで倒してしまうだろうという意見が多いのだ。

　１１月１３日、どんな結果が待っているのだろうか。

マニー・パッキャオニュース

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