亀田興毅、五回KO勝ち
亀田興毅、五回KO勝ち
亀田と内藤戦は凄い楽しみにしてます!
世界ボクシング協会(WBA)フライ級1位の亀田興毅(22)=亀田=が5日、東京・ディファ有明でノンタイトル10回戦(契約重量51.5キロ)に臨み、元北米ライトフライ級王者のウンベルト・プール(34)=メキシコ=に五回2分29秒でKO勝ちした。亀田興は03年のプロデビューから21連勝(14KO)とした。また亀田兄弟の三男、和毅(18)=亀田=もバンタム級8回戦を行い、ヘスス・ペリバン(35)=メキシコ=に三回2分でTKO勝ち、昨年11月のプロデビューから10連勝(9KO)を果たした。【安田光高】
○…亀田興が圧勝した。立ち上がりはジャブで距離を取っていたが、徐々に詰めて三回からはボディー攻め。五回は左のボディーでダウンを取ると、さらに左ストレートで2度目のダウンを奪い、最後は左右のフックの連打で沈めた。もっともプールは明らかに実力が劣り、亀田興がわざとロープを背にして、パンチを打たせようとしたほど手数が少なく、スピードもなかった。「あと二つ、三つ試したいものがあった」と亀田興。年内に予定される内藤大助との世界戦の前哨戦としては消化不良気味だった。