マイクロソフト無料のウイルス対策ソフト「Security Essentials(セキュリティエッセンシャルズ)」正式版の提供を開始

otasukegaido2009-09-30


ついに登場、マイクロソフトの無料ウイルス対策ソフト日本語版
日本を含む19カ国で提供開始、「エンジンやパターンは企業向け製品と同じ」

Microsoft Security Essentials について

Microsoft Security Essentials を使用すると、ウイルス、スパイウェア、およびその他の悪意のあるソフトウェアから自宅の PC をリアルタイムで保護できます。

Microsoft Security Essentials は、無料で* Microsoft からダウンロードできます。簡単にインストールでき、使いやすく、常に最新に保つことができるため、お使いの PC を最新のテクノロジで保護できます。外観もシンプルで、たとえば青信号の場合は安全というように、PC が保護されているかどうかを簡単に識別できます。

Microsoft Security Essentials は、あまりメッセージを表示せず効率的にバックグラウンドで動作するため、Windows ベースの PC を通常どおり使用できます。中断や長い待機時間は発生しません。

Security Essentialsは、ウイルス(悪質なプログラム)を検出・駆除するソフト。同社が販売している企業向けセキュリティ対策ソフト「Forefront」と同じウイルス検出エンジンならびにウイルス定義ファイル(パターンファイル)を採用。市販のセキュリティソフトと同様に、パソコンに常駐してリアルタイムでウイルスを検出する。ハードディスクに保存されているファイルを、オンデマンドでチェック(スキャン)する機能も備える。

 ただし、ウイルス対策以外の機能はない。市販のセキュリティ対策ソフトの多くが備えるファイアウオール機能や迷惑メール(スパム)対策機能、URLフィルタリング機能、フィッシング詐欺対策機能などは備えていない。

 対象OSは、Windows XP/Vista/7。Windows XPは32ビット版のみだが、Windows VistaWindows 7については32ビット版と64ビット版の両方に対応している。

 Security Essentialsのベータ版は2009年6月に公開されたものの、用意されたのは英語版と簡体中国語版、ポルトガル語版のみ。米国・イスラエル・中国・ブラジルのユーザーだけが対象で、これら以外の国からはダウンロードできなかった。

 今回公開された正式版では、日本語を含め8カ国語に対応。対象国も、日本を含む19カ国に拡大された。

 同社はSecurity Essentialsの専用サイトを用意。Security Essentialsは同サイトからダウンロードできる。ユーザー登録などは不要だが、利用できるのはWindowsの正規ライセンスを持つユーザーのみ。インストールの途中に、WGA(Windows Genuine Advantage)によって、利用しているWindowsが正規ライセンスかどうかをチェックする。

http://www.microsoft.com/security_essentials/default.aspx

Security Essentialsのサイト