イシンバエワ記録なしの波乱 女子棒高跳び決勝

イシンバエワ記録なしの波乱 女子棒高跳び決勝

陸上の第12回世界選手権は、第3日の17日、当地の五輪スタジアムで6種目の決勝などが行われ、女子棒高跳びでは、3連覇を狙った世界記録保持者のエレーナ・イシンバエワ(ロシア)が記録なしに終わる波乱があった。優勝は唯一、4メートル75をクリアしたアンナ・ロゴフスカ(ポーランド)。男子一万メートルは、ケネニサ・ベケレエチオピア)が26分46秒31の大会新記録で快勝し、4連覇を果たした。日本の岩井勇輝(旭化成)は完走者では最下位の25位。女子百メートルは、北京五輪優勝のシェリーアン・フレーザーが今季世界最高の10秒73で優勝。2位はケロン・スチュワートで、北京五輪と同様にジャマイカ勢が上位に入った。

 女子四百メートル障害の久保倉里美新潟アルビレックスRC)は全体の25位、途中で転倒した青木沙弥佳ナチュリル)は37位で、共に予選で姿を消した。