Amazon、9.7インチ「Kindle DX」が遂に日本でも出荷開始

otasukegaido2010-01-25

Amazon、9.7インチ「Kindle DX」が遂に日本でも出荷開始
Kindle DX」は、16階調表示が可能な9.7型の電子ペーパーディスプレイを採用した製品。解像度は1280×824ピクセル。米Amazon.comでは、ディスプレイの大きさが6型、解像度が800×600ピクセルの従来モデル「Kindle」と比較して、2.5倍の表示面積としている。

 3Gワイヤレス通信機能を備え、電子書籍ストア「Kindle Store」で取り扱う30万冊以上の英語書籍などを3Gネットワークを介して購入が可能。ユーザーはダウンロード時の手数料やローミング料金の追加料金を負担することなく、電子書籍の代金のみで購入できるという。本体メモリー容量は4GB(ユーザー使用可能領域は3.3GB)で、最大3500冊分の書籍を保存できる。

 機能面では画面の自動回転機能、PDFリーダー機能、ブックマーク機能、文字サイズの調整機能などを用意。また、Amazonが独自開発した「Wispersync」技術によって、「Kindle」や「Kindle for PC」「Kindle for iPhone」などで最後に読んだページなどの情報を自動で同期できる機能も備えた。このほか、実験的な機能として音声を読み上げる「Text-to- Speech」も搭載する。

 本体サイズは約264×183×9.7mm(10.4×7.2×0.38インチ)で、重量は約536g(18.9オンス)。バッテリーは、ワイヤレス通信機能を有効にした状態で最大1週間、無効にした状態で最大2週間の駆動が可能としている。